ブログを書いている皆さんは、日々グーグルアナリティクスでアクセス解析を行っているのではないでしょうか?そこで気になるデータの一つと言えば「直帰率」ですよね。自分のブログの直帰率はわかったけど、これって平均より高いのか低いのか気になりませんか?
今回の記事では、ブロガーの方々に向けて直帰率の目安をざっくり解説します。
直帰率、離脱率、回遊率とは?用語の意味を解説
直帰率と似たような用語に、「離脱率」、「回遊率」などがありますが、まずはこれらの用語の意味を確認しましょう。
直帰率は、1ページだけ閲覧して帰った人の割合
直帰率とは、ブログに訪問してくれた人の人数に対して、1ページだけ見て帰ってしまった人の割合です。例えばブログ全体の直帰率が70%であった場合、訪問者の10人に7人は1ページだけ見て帰ってしまったことになります。
離脱率は、各ページで帰った人の割合
離脱率とは、個々のページで計算されます。あるページにアクセスした人の中で、そのページを最後にブログから離脱した人の割合を示します。
例えば、あるユーザーが(ページA→ページB→ページC)と3ページ閲覧してブログを閉じた場合、ページCで離脱したとカウントされます。ページC全体のPVに対して、離脱がどれくらいあるのか表すのが離脱率となります。
回遊率は(PV数/訪問数)
回遊率とは、1回の訪問に対していくつPVがあったか示す値です。
個人ブログの平均的直帰率は70%~80%
一般的に直帰率の平均は40%程度と言われています。しかしこれはあらゆるウェブサイトの平均値であるため、個人ブログの直帰率とは大きく異なる値になっています。もしあなたのブログの直帰率が40%を大きく上回っても落胆する必要はありません。
個人ブログの平均的な直帰率について正確なデータはわかりません。しかし私の運営するブログや、ブロガーの知人の話を参考にすると、個人ブログの直帰率はおおよそ70%~80%となると思われます。
他のサイトなどでも、個人ブログの直帰率はおおよそその程度と推察しています。
直帰率は、サイトの構成などによって、平均値も大きく異なります。
え、私のサイト、直帰率高すぎ…?平均値や下げる為の改善策を解説 – 士業の学校プレスクール(https://sigyou-school.biz/pre/blog/marketing/bounces-rate/)
目安として、以下に、サイトの構成別の直帰率の目安(平均)をご紹介します。
ブログ 70~90%
ランディングページ 70~90%
※LPの場合、サイトの構成上、90%超えもザラ。
通常のサイト 50~70%
ブログ(記事ページ・コンテンツページ)は、「検索してきて、そのページだけ見て、他のページは見ない」という人も多いので、直帰率は高めに推移することが多いです。
また、ランディングページは、そもそも1ページしかないので、直帰率が90%を超えることもザラにあります。
士業やコンサルタントの、一般的なホームページで言えば、「50~70%」あたりに収まっていればOK,といった感じです。
Blogs should expect relatively high bounce rates. A
Bounce Rate Benchmarks: What’s a Good Bounce Rate, Anyway?(https://conversionxl.com/guides/bounce-rate/benchmarks/)well written post will satisfy users with the content, causing them to leave after absorbing it. While some users will be engaged enough to comment, often, most are content being silent consumers of content. More importantly, since most users land on a blog article page through links on social media posts, they’re likely to return to the social media site after they have finished reading. This natural user behavior makes high bounce rates almost inevitable.
直帰率の目安や基準はそのページの特性によって異なる!
直帰率の目安は、そのページによって異なります。ここでは記事やページの種類によって直帰率も目安がどう変わるのか見ていきます。
トップページの直帰率:50%
ブログのトップページの直帰率は、50%が目安となるでしょう。ブログのトップページからは個別の記事にアクセスすることが多いため、直帰率も低めになります。
客観的な情報の記事:90%以上
客観的な情報を書いた記事の直帰率は90%以上が目安となります。例えば「坂本龍馬の誕生日はいつ?」「○○スーパーの営業時間は?」といった記事は、記事を読んでユーザーが欲しい情報が得られればそのままページを閉じてしまうことが多いでしょう。そのため、単純に客観的な情報を載せている記事の直帰率が高い分には特に気にする必要はありません。
主観的な情報の記事:70%~80%
主観的な情報を書いた記事の直帰率は70%~80%程度が目安となります。例えば「半年でTOEIC900点を取った方法」「なぜトランプ大統領が当選したのか」といった記事は、書き手の意見や考えが述べられていると思います。こういった記事の内容が面白ければ、ユーザーはブログ内の他の記事をもっと読みたくなるでしょう。そのため直帰率は少し低めになることが考えられます。
他記事へのリンクをまとめた記事:60%
他記事へのリンクをまとめたような記事では、直帰率の目安は60%程度となります。例えば連載記事のまとめページや、人気記事のまとめといった記事では直帰率は低くなることが考えられます。
直帰率が基準より高い理由は?ブログを改善して直帰率を下げる方法
ブログの直帰率が高いのにはいくつか理由が考えられます。自分のブログの直帰率を下げたい方はまずブログの現状を分析してみましょう。
ブログのレイアウトが見にくい、どこに見たい情報があるかわからない
トップページなどの直帰率が高い場合は、ページのレイアウトが悪く、ユーザーが欲しい情報がどこにあるのか見つけられない場合があります。サイドバーやグローバルメニューを整理して、情報を素早く見つけられるようなレイアウトを工夫してみましょう。
記事のタイトルと内容がマッチしていない
ユーザーは基本的に、検索エンジンに表示される記事タイトルを見てブログにアクセスしてくれます。しかしその記事タイトルと記事の中身がマッチしていないと、ユーザーはそのブログでは欲しい情報を得られないと判断してしまいます。
SEOを意識しすぎるあまり、誇張したタイトルや記事の中身と一致しないタイトルをつけてしまうと、ユーザーはすぐに離れてしまいます。
記事が無駄に長すぎる
とにかく記事の中身を充実させようと、長文すぎる記事を書いてしまった場合も直帰率は高くなってしまいます。記事に不要な情報までだらだらと書いてしまうと、ユーザーからすると見辛い記事になってしまいます。
ただし、必要な情報を書いた結果として記事が長くなってしまうのは全く問題ありません。
他記事へのリンクを適切に貼っていない
他記事へのリンクを適切に貼っていない場合も直帰率が高くなってしまいます。内容が関連する記事などはしっかり内部リンクを貼っておきましょう。こまめなブログのメンテナンスが直帰率を下げることになるのです。
まとめ
今回は、個人ブログでの直帰率の目安と、その改善方法を解説しました。ブログの直帰率を下げたいという方は、これを参考にしてユーザー第一のブログを目指しましょう!
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