ブログ初心者のための記事の書き方とコツ!構成とテンプレート

読まれる記事の書き方

ブログをはじめたばかりという初心者の方にとって、記事を書くのはなかなか難しい作業です。書きたい内容が決まっていたとしても、どのようにブログの記事としてまとめていけばいいのかわからないかもしれません。今回の記事では、ブログ初心者の方に向けて、ブログ記事を書く流れやコツを簡単に解説していこうと思います。

記事を書く前にまずはネタ探し

ブログのアクセスのほとんどは、グーグル検索での流入

ブログ記事を書くためには、まずネタを探す必要があります。ここで注意しなければならないのは、ログへのアクセスのほとんどがGoogleからの検索流入ということです。SNSでの流入や、ブックマークからのアクセスもありますが、9割近くは検索エンジンからのアクセスになると考えてください。

ブログをはじめたばかりの方は少し意外に思うかもしれませんが、いつもSNSで拡散されているような大手ブログでさえ、アクセスのほとんどが検索エンジンからの流入というケースが大半です。

なにかぼんやりと知りたいことがあるからグーグル検索する

Googleで検索するというのは、なにか知りたいことがあるからです。例えば野球の試合の結果が知りたいと思えば、「野球 結果」などと検索するでしょう。そして検索結果一覧から、自分の知りたい野球の試合結果を書いていそうなウェブサイトにアクセスするわけです。

ユーザーが知りたいことをブログに書く

ブログのアクセスを伸ばすためには、グーグルでの検索流入を増やすことが必須です。そして、グーグルで検索する人は、何か知りたい情報を求めて検索します。

つまりブログの記事は、”誰かが知りたいであろう情報“が書いていないとアクセスされないのです。記事のネタを探すときは、このことを忘れないようにしましょう。そしてブログの記事構成は、読者が知りたい情報をわかりやすく探し出せる構成にすべきです。

ブログ記事の型、基本構成は?

ブログ記事のテンプレート

前置きが長くなりましたがブログの記事というのは、読者が知りたいであろう情報を載せているものです。そのためブログの記事の構成も、知りたい情報を素早く見つけられる構成が望ましいです。

ブログ記事のテンプレートの一例は以下の図のようになります。

記事構成のテンプレート
記事構成のテンプレート

記事タイトルの直後には概要を書き、読者に記事の内容を簡単に伝えます。ここには、この記事が”誰に向けたものか“、”どんな情報が書いてあるか“ということを必ず書きましょう。世のブログをいろいろ読んでみると、ユーモラスで興味を惹かれる導入文が書いてあるブログもありますが、慣れないうちは簡潔に記事の概要を書いておけば十分です。

概要の後は目次をつけます。これも概要と同様に、読者に記事の内容を簡単に伝える役目があります。

目次の次の見出しで、メインの情報を載せます。読者が知りたいであろう情報を簡潔にまとめましょう。ここでは深い内容は書かず、読者の疑問にスパッと答えます。

その後の見出しで補足情報を書いていきます。ちょっとマニアックな情報や、関連する情報をまとめていきます。補足情報は2~3の見出しに分かれても構いません。

最後に記事のまとめを書きましょう。小難しく考えず、記事の内容を箇条書きで書く程度で構いません。

ブログの記事は、「概要」「目次」「メイン情報」「補足情報」「まとめ」という流れで書いていくのが基本です。

なおメイン情報を書く前に、前提として必要な知識や前置きなどが必要な場合は、メイン情報の前にいくつか見出しを作って解説しましょう。(ただし前置きが長くなりすぎる場合は、前置き部分を別の記事にしてリンクを飛ばすといった工夫をしましょう)

見出しの付け方に注意

記事に見出しをつけていくときは、いくつか注意点があります。

一つ目は、h1見出しは1回しか使わないことです。h1見出しは記事のタイトルを書くために使います。1つの記事にh1見出しをいくつも使っていると、Googleが”記事のタイトルがいくつも書いてある読みにくいページ“と判断してしまい、検索順位が下がってしまいます。

h1見出しを複数回使わないこと
h1見出しを複数回使わないこと

二つ目は、見出しを正しい順番で使い親子関係を守ることです。例えばh3見出しを使いたい場合は、その前にh2の見出しを使う必要があります。h3見出しはh2見出しを親に持ち、h2見出しはh1見出しを親に持つような親子構造を守りましょう。見出しの順序を守っていないと、またGoogleからの読みにくいページと判断されてしまい、検索順位が下がってしまいます。

見出しの親子関係を守ること
見出しの親子関係を守ること

基本的にはh1, h2, h3見出しを使う

見出しはh1~h6までありますが、ブログ記事のような構成なら基本的にh1~h3までを使うようにしましょう。h4以下の見出しを使ってはいけないわけではないのですが、そこまで深く階層分けをするなら、記事の内容を2つに分けて別記事として書くのも一つの手です。

テンプレートに沿った記事の書き方の例

ここからは、テンプレートを使って実際に記事を書いていく流れを簡単に見ていきます。

まずはネタを決める

記事を書く前にネタを決めましょう。今回は、「ブドウの皮は食べられるかどうか」という情報を記事にしていきます。

書きたい内容を決める

ネタが決まったら記事に書く情報を決めていきます。まず、メインの情報としては「品種によって皮が食べられるかどうか異なる」という内容を書くとしましょう。

補足情報としては、「皮ごと食べられるブドウは美味しいのか?」「皮を食べるときの注意点」といったことを書いていきます。

内容に沿ってまずは見出しを作る

内容が決まったら、それに沿った見出しをまず作っていきましょう。たとえば今回の記事では、以下の図のような見出し構成にしていきます。

見出しの例
見出しの例

文章を書いていく

見出しができたら、そこに合わせて文章を埋めていけば記事の完成です。一つの見出しごとに数行文章を書くだけでも、かなりしっかりしたブログ記事になるでしょう。

記事を書く時のちょっとしたコツ

読者はほぼ見出ししか読んでない

まず知っておいてほしいことは、読者は基本的にあなたのブログを読んでいません。言い方は厳しくなりますが、自分がネットサーフィンしているときのことを考えればわかると思います。何か知りたいことがあってグーグル検索をして、ウェブページにたどり着ても、サーッとスクロールして中身は数行しか読んでいないのではないかと思います。

読者は基本的にブログ記事を隅々まで読むことはなく、サーッとスクロールしていきます。そのためブログ記事を書くときは見出しだけ読めば記事に大体どんなことが書いてあるかわかるようにしましょう。そうすればサーッとスクロールされても、あなたが記事で伝えたい内容は何となく伝わるはずです。そのうえで読者が興味を持ってくれればさらに中身を詳しく読んでくれるでしょう。

記事が長くなりすぎないように!

ブログ記事が長くなりすぎないようにしましょう。長めの記事でも5000字程度にまとまるようにしておきましょう。これ以上長くなる場合は、無駄な情報が載っていることが多いです。逆に文字数を無理に増やすようなことは必要ありません。今回紹介したテンプレートに沿って書けば、最低でも1000~1500字程度にはなると思います。それで記事の長さとしては十分です。

面白い文章より、わかりやすい文章を

ユーモラスで笑ってしまうような文章や文学的で高尚な文章よりも、情報がわかりやすい文章を書きましょう。読者が求めているのは情報なので、まずは情報をしっかり載せるのがマストで、+αとして面白い文章が書ければベターです。

適度に画像を入れたり、文字の装飾を

文章だけではわかりにくいところは、適度に画像を使って説明しましょう。また大事なところを太字にするなどの装飾も効果的です。

まとめ

今回はブログの記事の書き方を初心者向けに解説しました。とにかく、読者の知りたい情報を分かりやすく伝えるのが大切です。今回紹介したテンプレートもその一例でしかないので、常に読者の気持ちになって記事を書くことを心がけましょう。

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